実習

看護学生の実習における行動目標の書き方【S情報の重要性】

こんにちは

私は学生時代に実習で行動目標を考えるのが本当に苦手でした。

なんとか絞り出して考えた目標に対して

「これをやる根拠は?」

「ほんとに必要なの?」

こんなことを言われることも多々ありました。

そこで今回は行動目標の書き方のコツについて説明していきたいと思います。

看護学生実習の行動目標の書き方

行動目標を考える上で重要なのは情報です。

情報でもS情報とO情報がありますが

S情報がとくに重要だと考えています。

患者さんが求めていることと行動目標がずれてしまう理由として、O情報だけに頼りすぎていることが考えられます。

O情報に頼った行動目標の例を挙げます

O情報「入院してから頭を洗っていない。ふけも目立つ。」

目標:洗髪を行うことで、爽快感を得ることができる

この目標を考えた時に

「本当にそれが必要?」

指導者に問われたら少し自信を無くしてしまいます。

S情報を上手く使えている例を挙げます。

S情報「頭がむずむずして痒い。」

目標:頭皮に掻痒感があるため、洗髪を行い爽快感を得ることができる

「洗髪」という同じ行動目標ですが、S情報があるだけで「頭が痒い」という根拠が固定されます。

S情報は患者さんの求めていることそのものであり、最強の根拠とも言えます。

これに対して

「本当にそれが必要?」

指導者に問われたら

「必要だと思います。患者さんが訴えていることなので。」

と強気に出ましょう。(笑)

それは冗談ですが、おそらくS情報がうまく使えれば指導者や教務から突っ込まれることはなくなると思います。

行動目標におけるNGワード

先ほど紹介した洗髪の例ですが、NGワードをつかっているのでおそらく指導者に突っ込まれます。

「いやどっちやねん。さっきは突っ込まれないとか言ったくせに」

と思われたとおもいますが、これからNGワードについて解説します。

このワードを理解して行動目標を立てれば完璧に仕上がるので指導者に突っ込まれなくなります。(笑)

その行動目標は評価できますか

行動目標は当たり前ですが評価をします。

逆にいうと評価ができる行動目標でなければいけません。

NGワードとは評価できない言葉のことで、先ほどの洗髪の例ではがっつりNGワードを使っています。

「爽快感を得ることができる」

これがNGワードです。

まだ疑問に思われている方もいると思います。

では実際に洗髪を行ったとして、「爽快感を得ることができたか」を評価してください。

できないですよね。

これを評価するには患者さん自身の判断になってしまい、他者が評価するには正確性に欠けてしまいます。

ようするに患者さん自身にしか判断ができないことは目標にしてはいけないということです。

なにを書けばいいの?

だれがみても評価できる目標にすれば大丈夫です。

そこで重要になってくるのがS情報(患者さんの発言)です。

さきほどの洗髪の例を修正すると

頭皮に掻痒感があるため、洗髪を行うことで掻痒感がなくなったことを言葉で表すことができる

この行動目標であればどうでしょう。

言葉で表すことは患者さん本人にしかできませんが、それによる評価はだれにでもできます。

〇か×で評価できるような目標が一番良い

評価しやすいということは記録にも書きやすいということなので、結果的には自分がやりやすいことに繋がります。

「言葉で表すことができる」

私自身このワードに何回も助けられているのでぜひ活用してみてください。

結局S情報が重要になってくる

最初の話に戻りますが

S情報を上手くつかうことで根拠があり、評価のしやすい行動目標を立てることができます。

結論これになります。

ただしS情報を情報収集したいが為に、無理に患者さんに言わせようとするのは誘導尋問になってしまうのでその辺はうまくやってください(笑)

本日もご覧になっていただきありがとうございました。